店舗案内|海鮮酒房 海ぼうず

毎朝の仕入れは、店主自ら市場へ足を運ぶことから始まります。業者任せにせず、自分の目で見て触れて選ぶことで、魚の鮮度や状態を確かめています。安価でも品質が劣れば仕入れず、たとえ高価でも納得のいくものだけを扱う。その積み重ねが、海ぼうずの味を支えています。お客様に「ここで食べてよかった」と感じていただける一皿を届けるため、日々、誠実な仕事を続けています。

木の質感と柔らかな灯りが心地よい店内は、カウンター・テーブル・個室がそれぞれ程よい距離感で配置されています。隣を気にせず会話ができる静かな雰囲気は、初めて訪れる方にも安心の空間。仕事帰りの一杯や友人との集まり、大切な人との会食まで、幅広いシーンに寄り添います。和の温もりがありながらも程よく凛とした空気が流れ、食事の時間そのものを豊かにしてくれます。

JR土山駅から徒歩3分。駅前の住宅地に佇む「海ぼうず」は、アクセスの良さと落ち着きの両方を兼ね備えた隠れ家です。団地の一角に暖簾を掲げ、店内に一歩入ると静かな灯りと香ばしい匂いが迎えてくれます。仕事帰りや休日の夕食に立ち寄りやすく、遠方から訪れる方にもわかりやすい立地。気取らないけれど、確かな味と丁寧なもてなしで迎える、その距離感が魅力です。

海ぼうずの原点は「料理を通じて人と出会うこと」。常連のお客様も初めての方も、食事の時間が心地よく流れるように、丁寧な接客と落ち着いた空気づくりを心がけています。カウンター越しの会話、料理を待つ間のひと息、すべての時間が“また来たい”につながるように。小さな店だからこそできる気配りで、今日もお客様をお迎えしています。

海ぼうずは、ただ食事をする場所ではありません。新鮮な魚を選ぶ目利きの技、料理を仕上げる手仕事、店内のあたたかい光、そして笑顔で交わされる言葉。それらすべてが合わさって、ひとつの“時間の物語”になります。季節が巡るたびに食材が変わり、常連の顔ぶれも変わる。それでも変わらないのは、真っすぐな想い。これからも、お客様の心に残る場所であり続けたいと願っています。